宮川典子 日本画展Ⅱ
京都市に生まれる
2001年 京都精華大学大学院 芸術研究科 造形専攻 日本画分野修了
2004年 京都造形芸術大学大学院博士課程(後期)芸術研究科 芸術専攻(日本画)単位修得満期退学
1993年 第45回 京展初入選 (以降8回) <京都市美術館>
第39回 全関西美術展初入選(以降3回) ほか受賞(以降6回) <大阪市立美術館>
1998年 第7回 川端龍子賞展初入選 <和歌山県立近代美術館>
第33回 日春展初入選 (以降10回) <松屋銀座店/大丸大阪心斎橋店>
第30回 日展初入選 (以降7回) <東京都美術館/京都市美術館>
2006年 第41回 日春展日春賞受賞 (同12年)
2009年 宮川典子展「風のささやき」日本画 <アートンアートギャラリー企画展にて>
2011年 日本画きのう京あす展に出品 <京都日本画家協会創立70周年記念特別展>
2013年 京都 日本画新展に出品 <美術館「えき」美術館 ジェイアール京都伊勢丹7階隣接>
現 在 京都日本画家協会会員/CITUフランス賛助会員(ユルスリーヌ国際文化センター)
太陽が差し込む光・潮風・波の音、海底の様子や珊瑚達、自然を通して目や心で写生をする。
海に潜り体感する。見るものすべてが新鮮で発見と感動が続く。奥深い神秘の世界である。
海は時折表情を一変する。新月の日が台風の前夜だった。夜空は稲光、海の中はうねっていた。小宇宙がそこに、ふりそそぐ星空が海の中にあった。
海中の植物からはミクロの宇宙に出会う。
五感を通して感じたことを、宇宙と繋がりながら作品に表現しました。
「海からのささやき」
日々変わりゆく海の色
奥深い神秘の世界
朝の光がゆらゆらと
海底を照らすとき
風が海の表情をつくるのでしょうか
満ち潮、引き潮
海に生きる生き物たち
夜の海の夜光虫
海底の世界に魅了され
季節や温度
時間と空間
時を超え生命のはじまりが
宇宙と海
海が宇宙に
ふりそそぐ光に包まれて
海の中のミクロへ
みやかわのりこ