上根拓馬展33G → 28Gardiens Logical Thinking Material
33G → 28Gardiens Logical Thinking Material のコンセプト
仏像における如来など様々な神を守る守護者たち…
幼少時より絶えず興味が尽きない宇宙服や潜水服、そしてジャパニズム的ロボ…
(いずれも人や物質が中に乗り込むというメカニカルな構造…内的宇宙の象徴として捉えている)
双方を融合させたGardienという概念から、フォーマットをフィギュアとして立体作品の制作に入りました。
三十三間堂内の28部衆をモチーフとして制作したのが一連のシリーズのスタートでした。
京都での展示ということで原点に返り、シリーズの完成を見ていなかった28Gardiensを展示します。
当初はGardianのモチーフの神話性・物語性を重視しながらの展開でしたが、今回はLogical Thinkingという
題名をつけることによりlogic(私の中では常にデジタル的論理思考)に重点を置き、均質化された展開をしてみます。
パターン化されたMaterial・素材・構造により均質化されていながらも、少し角度を変えれば様々な意味性を感じ取る
ことのできる思考パズル的な展開で展示します。
略歴
1978年 大阪府生まれ
2002年 東京造形大学美術学科絵画専攻卒業
2009年~ 東京造形大学絵画専攻非常勤講師
個展
2005年 「混沌∞秩序」gallery OPEN DOOR ,東京
2006年 「飽食のアダムとエバ」gallery OPEN DOOR ,東京
2008年 「Project of NOA」GALERIE SOL ,東京
2009年 「Atlanticus / アトランティクス」GALERIE SOL ,東京
2010年 「BAVEL’s / バベル」GALERIE SOL ,東京
2011年 「12 Guardian - M 」GALERIE SOL ,東京
2013年 「新世代への視点2013」GALERIE SOL ,東京
「カラーチャートによる煩悩の開示・108 guardian Golden DAIDARA」メタル・アート・ミュージアム 光の谷 ,千葉
主なグループ展
2003年 「東京ワンダーウォール公募2003」東京都現代美術館, 東京
2004年 「開けゴマ! vol.2 美術誕生」八王子市夢美術館, 東京
2005年 「美術誕生 受賞作家新作4人展」八王子市夢美術館, 東京
2010年 「東京コンテンポラリーアートフェア +PLUS Tokyo Contemporary Art Fair2010」東京美術倶楽部, 東京
2011年 「I氏Y氏コレクション展」阿久津画廊, 群馬
2012年 「NEW CITY ART FAIR, Taipei」gallery COEXIST-TOKYO/EARTH+GALLERY,台北
2013年 「I氏コレクション展」阿久津画廊, 群馬
受賞
2004年 「開けゴマ! vol.2 美術誕生」 準大賞受賞
2006年 「第4回ムーブアートマネージメント・ポートフォリオコンペティション」 審査員賞受賞
フィギュアをフォーマットとした立体作品。
近年は仏像からのイメージの展開による立体インスタレーション等を制作している。