野村佳代 作品展...晴れやかな雨...
幼少期をカリフォルニアで過ごし、帰国後も多くの土地で暮らした経験を持つ。アーティストとして活動するまでにマスコミ、外資系企業、シンガポール勤務、とキャリアを重ね、人間の持つ多様性と普遍性を実感する。その経験が「光と影」の二面性を紙面に落とす創作活動へとつながっている。現在兵庫県在住。
個展歴
2017年2月「点から紡ぐ物語」iki STYLE (東京、江東区)
2016年9月「All Was Just a Dream」Bohemian (マンハッタン、ニューヨーク)
2016年4月「筆を持つ」GULI GULI Gallery (大阪、池田市)
2015年11月「FLOW」Show Room & Cafe WORLD TIMES(兵庫、西宮市)
2015年11月「Warung
Sopa Garden (バリ島、ウブド)
2015年9月「True
Colors」wacstyle(愛知、名古屋市)
2014年9月「Just Be You」日本茶カフェひとひ(兵庫、神戸市)
グループ展
2016年12月 「枝香庵のクリスマス」ギャラリー枝香庵(東京、銀座)
2015年9月「敬猫の日」Show Room & Cafe WORLD TIMES(兵庫、西宮市)
2015年5月「CANTE
FRIENDS」Nu茶屋町(大阪、梅田)
2015年2月「Spring Eve」GULIGULI Gallery(大阪、池田市)
私たちは、無意識のうちに天気に一喜一憂しながら生きている。晴れていたら喜び、雨の日は憂鬱になりがちだ。でも、そもそも、雨ってそんなに悪いものなのだろうか。
細かい雨がしとしと降る中、目を閉じて雨音に耳を澄ませば、それは心落ち着く音楽になる。草木をより青々しく茂らせてくれる、天からの恵みでもある。嵐のような豪雨は、心のモヤモヤを洗い流してくれる。
そして、雨雲の上からは、絶えず、太陽が地上を降り注いでいる。それを思えば、雨も晴れも本当は一緒のことなのではないだろうか。雨でも晴れ。晴れやかな雨。本展を通して、雨の日も、晴れの日も、どんな日も、心豊かに過ごしていけることを実感するきっかけとなってくれたとしたら嬉しいです。 野村佳代