ぐり友里　個展Ⅲ 0　 。　鉱石物語　。　０

日本画を学び、岩絵の具の魅力に引き込まれ、その鉱物の分子レベルの研究と接着方法を模索し続けて「鉱石画」制作を続けている作家です。
その描写線は刺繡かと見紛うほどの一粒一粒の蓄積の手法です。

作風は自然の色合いも柔らかく、ともすると童話の世界のような夢にあふれた優しい構図ですが、内に秘めた心模様が表現され、見る者の心に深くしみこむ「何かを感じさせる」魅力にあふれています。

『 o 。鉱石物語 。o 』では
　一つの作品を一つの物語のように捉え,空間の中に存在する「空気」を意識しながら　いきもの独特の「幻想的な時間の流れ」をキリトリました。愛しい文鳥と共に過ごす時間の中で　日々受けとる　いきものの不思議な世界を表現しております。   ぐり友里